2016年1月12日火曜日

PSYCHO-PASS サイコパス


人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった世界。
あらゆる心理傾向が全て記録・管理される中、
個人の魂の判定基準となったこの計測値を人々は、
「サイコパス(PSYCHO-PASS)」の俗称で呼び習わした。

・・・

 『踊る大捜査線』の本広克行が作ったアニメ。全22話。

 公安に監視官として配属された新米の主人公(常守 朱 ; つねもり あかね)が、猟奇犯罪を追いながら現場で葛藤し、成長していく。犯罪に向かう反社会性を数値化したサイコパス(300とかいくとヤバい)、サイコパスを計測する高度な情報システムであるシビュラ、相手に向けるとサイコパスを計測し引き金を引けば抹殺できる銃型の武器ドミネイター、などの近未来なガジェットがSF的なエッセンスを加える。プロデューサーが人間を使った撮影ではできないことをアニメで表現したという感が強い。

 古典文学からの引用が多い台詞(シェイクスピアとか)の掛け合いがインテリジェンス高めで、中二的な知性への憧れをくすぐる。ただし、筆者はアニメにありがちなお約束の台詞回しは苦手(刑事っぽさ、など記号の過剰な活用が鼻につく)なので、気になって集中できないことはしばしばあった。内容は『踊る大捜査線』、『攻殻機動隊』、『1984年』、『羊達の沈黙』を混ぜたような話で、一言で説明するならば「刑事物+猟奇犯罪+近未来+ディストピア」って感じ。

 全体として高めのクオリティを維持しつつ最後まで進むのが好感。音楽は前半の方が良かった。
   

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