2017年12月23日土曜日

Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く


 2016年1月から15ヶ月にわたって行われた全国のホールツアーのドキュメンタリーDVD。これまでの大規模なドームツアーでは行かなかったような小都市(北海道では旭川、帯広、釧路で開催)をまわる珍しい試みで、メンバー8人で編成されたバンドによる手作り感のある生演奏が演目の主体となっている。

 ミスチルは「心」のあるバンドである、ということ。それが結局は本質なのではないのかと観ていて思った。本作では、どういう音楽を提供しているのか、という以上に、どういうふうに音楽を届けようとしているのか、という表現者としてのattitude(態度)がフォーカスされている。

 本ブログ筆者である私は20年来のミスチルのファンだが、本作品を観ていて、これまで観た他の映像作品以上にグッとくるシーンが多かった。大事な場面では雄弁になる田原君、不調の桜井を気遣うJen、いつも変らぬナカケー、これで萌えないようでは真のミスチルファンとは言えまい。このチーム感がずっと好きだった、というのを再確認した。

 稲垣哲朗プロデュースのジャケットのアートワーク、イラストのアニメーションのセンスもいい(森本千絵のセンスは苦手)。新曲の『お伽噺』、『こころ』も新境地で、来年あたり出そうな次のアルバムが楽しみだ。ミスチルのいる世界で生きていけることの幸福よ。
   

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